ゆりかごの歌

                                                           

ミィミィ鳴くから“みぃ”にしました。当然女の子と思い込んで!!
日に日に大きくなり、元気いっぱいに遊びまわり、何にでもじゃれついて
家族全員の手の甲は傷だらけです。中2の長女は受験期を目前に控え、
『猫と遊ぶのもいいけどそろそろね・・・』と先生から一筆頂いてしまいましたっけ 
(⌒〓⌒)
そして・・・むずかしい年頃となった娘達の格好の遊び相手を務めてくれました。


半年も経った頃、女の子ではありえない行動をするようになって、みぃは男の子だった事が判り、
あわてて去勢手術を・・・怖い思いをさせてしまいヤンチャとは言え臆病者だった
みぃを思うと
今でも胸がいたみます。


          
   


**♪みぃのストレッチ♪**












































































              


“みぃ”が来てから丁度二年後、雨台風の日に庭で子猫の悲しそうに鳴く声が
聞こえて来、お腹を空かしているのだろうと餌を与え、横なぐりの雨を避けて
雨戸を閉めました。翌日台風一過の晴天となり、雨戸を開けると
にゃあ~~ぁ、にゃあ~~~ぁ』とお待ちかねの第一声でした。
お腹がいっぱいになればきっと何処かへ行くだろうと・・・考えは甘かった
それ以来、軒下で4ヶ月、けなげに耐えて木枯らしが吹きはじめ
いよいよ外は寒いよね、二匹いてもいいやと思ってもらえるまで頑張って・・・
“みぃ”より小さいから“ちぃちゃん”と呼ぶことになりました。
ちなみに・・・女の子です

                      

            
                                                 



**♪みぃちぃちゃんのある日ある時♪**
先に来た者の特権でしょうか、それとも男だからでしょうか、“みぃ”は、“ちぃちゃん”にだけは強いです。
“ちぃちゃん”も後から来た弱みからか、いつもびくびくして頭が上がりません。“みぃ“と目が合うとそれだけで
逃げ出します。
“みぃ”にそんな気がなくても、それじゃやってやるよとばかりに追いかけて、時にはタックル
されて
『ぎゃーッ』と悲鳴をあげこの世で一番の被害者のような大騒ぎをします。
『みぃぃ~ぃちゃんッ、男の子はね、女の子には優しくするのッ』、目をつぶって平らにした頭を隠す“みぃ”
何度言ったことでしょうか・・・・・・



















                                                     

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