ゆりかごの歌
                                

                             
                                     

                                               

それは“みぃ”との衝撃的な対面の瞬間でした。
真夏の蒸し暑いあの日、
1987年(S・62)8/19日の夕方、勤めから帰ると
いつものように私の帰りを待っていた、当時小6の次女が二階からニコニコと
降りてきて
『お母さん、見てッ』と屈んで靴を脱いでいる私に云うので、顔を
上げると目の前に娘のキュロットスカートのポケットから顔を出した小さな
子猫のつぶらな瞳と目が合ってしまいました。
『あらッ、可愛い~ィ』
その日から我が家の生活パターンがすっかり変ってしまったのは
云うまでもありません!

そしてそれから17年間、みぃは私達家族を癒しつづけてくれました。
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この時はまだ、我が家に来る事にはなっていなかった、貴重な写真です!
プールが終わってから多勢で遊んでいたところへ別の友達が近くの空き地で
『ミィミィ』泣いていたと拾ってきて皆でたっぷり遊び、おまけに小学生最後の夏休み
という事だったからなのか、誰かがカメラを持ってきていてその時の様子を撮り
(後に頂き有り難かったです)    そして・・・
夕方になり一人減り、二人減りして結局娘が残り、我が家に連れて帰る事になり・・・
私の反応をみて(よしッお母さんはOK!あとはお父さんだけど・・・)と小さい頭を
悩ませて、
『友達が飼える人を探して来るまで一週間だけ預かるの』と・・・


         
今、思えば写真を見ているとみぃに掛けたタオルも(まだ使っています)、赤いバックも娘のもの・・・
すでに連れて帰るつもりだったのがよく分かります。肝心のお父さんはと云うと無類の動物好き、
特に猫には特別な思いがあり・・・ただ、まだ建てて間もない住まいである事、昼間は誰もいない事、
世話を本当に自分で出来るのか等々OKを出せない条件が勝っていましたが、
最初の一週間ですべてクリアしてしまいました 
(^=^)
                                                        

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