♪ 秋の夜半
      秋の夜半の み空澄みて 月のひかり 清く白く
      雁の群の 近く来るよ 一つ二つ 五つ七つ


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 撮影 2015 10/5   
   今シーズン二度目の茸狩は、多摩川源流部の山梨県丹波村(たば)の奥へ足を運びました。
   人里離れた鳥の声と清流の音、時折鹿の鳴き声を聞きながら、大自然に浸っての茸狩りで心身共に
   リフレッシュ出来ます。例年より少し早い入山で茸も、やゝ早い感じですが待っていてくれたように顔を
   覗かせていました。
   まだ小さいものは残し、出ている半分程を頂き、又来年姿を見る事が出来る様祈り、帰途につきました。
 
   
     
      カヤタケ

いつも最初に
目に入ってくる
茸です。
やゝ大ぶりで
お猪口型、赤茶
の傘は充分目立ちます。

                 
    エノキタケ

今回、エノキは
まだ出ていないと思っていました
が、例年に比べ
少し早いようです

ほんの少しですが、楽しむ程度は頂けました。来た甲斐がありました 
   
                                                   
    ヌメリスギタケモドキ

この辺りは来れば、大体見つけ
る事が出来る茸
です。
これからが本番
です


                                                   
   





オニナラタケ

出始めは、ナラタケ、クリタケと
良くにています。
軸だけが他より
長く、生長につれ
模様が出来てきてオニナラタケの
特徴がはっきりと
してくるのだと・・・

 迷博士が云って
おります




















丁度食べごろ

























そろそろ次世代を残す準備をしている様です。
この長い軸が特徴の一つのようです。








   
   
                                                         
     チャナメツムタケ

今年はまだ少し
早かったのかも
しれません。
やっと見つけました。    

色良し、形良し、
味も良し!!
三拍子揃っています













枯れ枝に押されてこんな形で
出ていますが
かさの色は健在
です。









    
                          
    
 
              
                                   クリタケ特集
             最も茸らしい茸で、何本もが株をなしてそして何株も、そこここに出るのでしばらく眺めて
             写真を撮り、そして頂きます。
       絵になる容姿
       仲良く整列して
出ています。
まだまだ大きく
なります。
      こんな風に出て
いる事も 
       杉苔の中に点在しています。
      傘が開き切ると
こんな感じになり
また雨に濡れると色も変わり、毒のあるニガクリタケ
にも似て、注意が必要になります
。 
      人里離れた所ならではの光景です。
      少し生長したもの
                     
  撮影 2015 10/12   三窪高原への道
      何年か前は直接頂上に行ける林道を車で難なく入って行けたのが、今は頑丈な鉄の遮断機に大きな
      錠前がガチッと、掛けられている為、仕方なく、ずっと下の沢沿いから登るハメに・・・ 
      何故それまでして登るのか?それは・・・高原の一角のクマザサの茂っている中を分け入るとクマザサに
      隠れて、あの真っ白いオシロイシメジが、塊りで点在している筈なのです。 我家の秘密情報です
   
                                               
    キヌメリガサ

カラマツのある
沢沿いには、この
レモン色の可愛い
キヌメリガサが
歩きながら採れた
のですが・・・
今は殆ど見かけません。


 
     
              ヌメリスギタケ
    モドキ

車を置いてひたすら上り坂を、あえぎあえぎ来て約一時間半、そこには
 “ご褒美”が・・・
 
沢をまたぐ様に倒れた枯木にびっしりと、100本近く
生えていて、とても見応えがありました

             ヌメリスギタケ
     モドキ


一つづつ出ている
事が多いですが、
このように重なり合うように出る事もあるようです。
     ヌメリスギタケ
    モドキ


軸は少し硬いですが、傘はとても美味しいです。
     立派な一株です
                   
             まだまだ紅葉しているとは云えませんが、秋の気配は
僅かながら感じられます。

澄んだ山の水が、勢いを増して足元を流れて行き、小休止しながら思わず深呼吸して
マイナスイオンを
沢山頂きました 
     
     エノキタケ

水辺に出ているので、撮影も一苦労です。
 
     エノキタケ

ツヤツヤと美味しそうに撮れました。
     倒木のエノキタケ

2015,10,16放送のNHKの番組の
「ひるまえほっと」のお便りコーナーで、写真採用されました 。

スーパーで売っているエノキタケとは似ても似つかない天然のエノキタケと紹介されました
                                                               
     オシロイシメジ

林道の途中で見つけました。
一つあると二つ目
三つ目と、ある筈
ですが・・・
この一本だけです
    さすがに山頂は
色づいたモミジが
見られます。 
     目的地に到着 

しかし、秘密の場所のクマザサは、なぎ倒され所々に日陰を作ってくれていた程よい高さの樹々も、跡形もなく反対側の丘には、電信柱に電線が張り巡らされ・・・
何とソーラーパネルが置かれていました。

柵でしっかりガードされ、“私有地につき立ち入り禁止”の札が何だか誇らしげに 建っていました。

三窪高原が私有地

狐につままれたようなとはこんな事を云うんでしょうね。

分かっている事は
もう二度とここには
来ないだろうと云う
事です
   
          杉苔

自分へのご褒美
一鉢分頂いてきちゃいました


 
     
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