「四川省の西北部にある九寨溝は 原始林が生い茂った50キロほどの渓谷に 大小100あまりの湖沼や瀑布が点在する景勝地です。 付近にチベット族の村落である
「寨」が9つあったことから九寨溝と名付けられました。 ・・・・4000メートルを超えるこの山岳地帯は およそ2億5千年前に海底が隆起して出来ました。 氷河期の終わり頃、氷河は前進と後退を繰り返し 山の地面を削りながら消えて行き 後に岩石や土砂の堆積物が残されました。 そこに大量の石灰を含んだ地下水が湧き出し 石灰が堆積物に付着した結果 棚田のような湖沼の連なりができたと考えられています。 これは倒木に石灰が付着してできたものです。 石灰は森の形成にも重要な役割をはたしています。・・・」
NHK世界遺産の旅〔九寨溝〕より
10月8日(3日目)
朝8時出発:バス、徒歩僅かで九寨溝管理局に到着 専用バスで期待の谷間を登る。