荒城の月


         
                      


みちのく三大桜名所をぐるっと巡ってきました!!
青森、岩手、秋田と開花時期は少しずれるのですが今年は温暖化のせいでしょうか?
異常気象が味方してくれました
三ヶ所共ほぼ満開、好天にも恵まれ、桜三昧の二日間でした


弘前公園
お城を含む園内はおよそ50ha弱、約2600本の桜が外堀も含め桜一色に
埋めつくされ、染井吉野だったら弘前が一番!との情報もあり、百聞は一見にしかず
是非この眼でとの念願が叶いました。そして、期待を充分満足させていただきました

       弘前城 下乗橋より



東濠
もうしばらくすると桜吹雪で水面を飾ることでしょう!


日本最古の染井吉野

明治15年(1882年)
に植えられた老木。寿命60
年とすると倍以上の年齢。
歳月を経た幹の重々しい
姿に圧倒されます。





西濠・桜のトンネル
陽の落ちかけると同時に外灯に灯がともりはじめました。
樹齢80年以上の見事な桜並木です。

西濠・おほり端

夕日に映える弘前城


北上川
啄木の詩で知られる北上川を渡りました。悠然と流れる大きな川でした!
“やはらかに 柳あおめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに”
浅黄色に色づいた両岸はきっと柳の木と信じて・・・




北上展勝地
北上川の河畔2キロにわたる桜並木と“こいのぼり”のコラボレーションは
遅い春を迎える東北ならではの風景です!展勝地という名称の由来は
高台からの素晴らしい眺めが展望のきいた名勝、景勝の地という事で
名付けられたそうです。大正9年(1920年)に植えられたというここの桜は
樹齢90年近い巨木の並木です。染井吉野は60年ほどが寿命らしいですが
ここは日本一古い桜の並木道という事になります。





















































桜のトンネル
2キロにわたる桜並木を時を忘れてそぞろ歩く・・・予定でしたが、
人、人、人にもまれて写真を撮るのも大変でした。
脇道にはずれて外から一望して大満足!
そして立派な
アズマイチゲも見つけることが出来ました。

                           


小金井牧場(農場)

小金井乳業の工場がある広大な緑の大地に雪を覆った岩手山を後ろに従え一本の大きな
桜の樹(エドヒガン)があります。今から100年程前に植えられたこの巨木は、当時牛の
放牧地だったこの地に、夏の日差しから牛を守るために植えられたものの中の一本という事
です。現在は観光スポットとして沢山の人が訪れ、特にNHKの朝の連続ドラマ『どんど晴れ』の
テーマソングが流れている間、この一本桜が映し出されています。今年は残念ながら
開花まではもう少し時間がかかりそうです。


ふるさとの山に向かひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな
                                            啄木


みちのく小京都・角館

城下町の風情をそのまま残した黒塀と武家屋敷が立ち並び、巨木の枝垂れ桜が
覆いかぶさるように咲き乱れ、何十年もの間景観を保っていることに感動します。


武家屋敷通り 


青柳家



桧木内川桜並木
樹齢何十年もの立派な桜並木


横町橋


クラシック路上ライブ
聞き覚えのあるメロディに呼び寄せられ覗いてみました。
“パッフェルベルのカノン”情緒あふれるこの町に妙に
ピッタリ合っていました♪ 四人の若者達!ガンバレッ!

“エバリー”というグループ名でした♪


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