埴生の宿
      ふみ読む窓も わがまど るりの床も うらやまじ
      きよらなりや秋の夜半 月はあるじ むしは友
      おお わが窓よ たのしとも たのもしや


     




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毎年この時季は茸狩り、紅葉と忙しく出掛けますが、今年は条件が中々揃いません。天候に左右
され体調も少々気になり、何よりも全国各地での熊出没の報道には、その気が萎えてしまいます。
温暖化、人間の身勝手等々、野生動物達も住みにくい世の中になったと思っている事でしょう
取りあえず車で20分、一番の近場あきる野の小さな里山に秋の気配を探しに行って来ました。

 撮影 2016 9/28    あきる野丘陵  
  カリガネソウ

長年、色々な所に行きましたが、他では見かけません。
この時季ここに来れば咲いている事が確認でき、ホッとします。いつまでも絶えず
にいてほしいです。


カリガネとは雁が音と書き、雁の鳴き声と云う意味でした。

   撮影 2016 9/28  
   
オモダカ

正月料理のクワイの仲間でハナグワイとも云うとか・・・

矢印のような葉が
気に入ってます。
夏には涼し気です。

花は秋本番の、この
時季に清楚な花を咲かせます。
   
    ゲンノショウコ

昔からの馴染みの
草で、小さい花はUPで見るとフウロソウそのものです。
下痢止めの薬として知られていて、即効性があり
≪現の証拠≫ と名が付いたと云う事です。
    ヤブマメ

この季節に来る度、
見かけていましたが
名前が分からず載せていませんでした。
今年こそ載せてとばかりに、目の前に咲いていました。

何点か似たものがありましたが、ヤブマメ
(藪まめ)と思います。
    ノアズキ


ようやく探し当てた名前です。
アズキの葉と良く似ています

こちらもここに来ると必ず見かけていました。


 
   ツリフネソウとミゾソバの群生にイナゴがいかつい顔で迷い込んで・・・

稲刈りが終わり居場所が無くなった


イナゴと云えば・・・
遠い昔の事ですが、
仙台の祖母が上京する時はいつも手作りの味噌、豆の入った餅、麦こがし等色々
珍しいお土産を持ってきてくれました。
一度イナゴの佃煮も
あり、何としても食べられなく妹と、こっそり
捨ててしまった事を思い出します。
暫くは、四苦八苦しながらごまかしたほろ苦い想い出
今は懐かしく思い出
されます。

    ギンリョウソウ

あまり好みませんが
これだけまとまって出ていると・・・

    キンミズヒキ
    (金水引)
 

秋の野草の代表的な
花!
名前がいいですね
    ヤマハッカ

シソ科の花です。
清々しい香りがしてきそうですが、何の匂い
もしません。


 
    ヒガンバナ

清楚で小さい花が
好きです。
でも時々、こんなに
華々しく自己主張する
彼岸花にも見惚れて
しまう事もあります。
 
                                                          
     
  自宅庭の花
いつの間にか出て来て咲く花が手間いらずで良いのですが、暑さ、寒さに弱いものや
まとめてレイアウトを考えて飾りたい物は移動できるように鉢植えにしていますが植え替え
作業が大仕事なのだと、いつも主人が嘆いています。ただ咲き始めると我家なりの、
春夏秋冬を楽しめるので喜びも感じられて・・・毎年毎年繰り返して何年経った事でしょう

 
 
    
撮影 2016 10/3



ニオイザクラ


ふっくらと柔らかそうな雰囲気の花
今年も健在です。
   
     
  撮影 2016 10/15



ヤマラッキョウ

あきる野の友達に昨年
株分けました。

まだ残暑厳しい9月の
初旬に嬉しい便りが
あり、蕾がすでに色づき始めたとの事
こちらはひと月以上も
遅れてようやく追いつきました。
きっと恵まれた環境に植えてもらったのでしょう


    撮影 2016 10/26



シュウメイギク


淡いピンク色は鉢植
ですが、沢山咲いて
ようやく見栄え良くなりました。





地植えの濃いピンク色は勢いよく増え続けて
時々整理をしないと庭
一杯に広がりそうです。 
    撮影 2016 10/26



ホトトギス



管理は人任せの私が
云うのもどうかと思いますが、少しずつ勢いがなくなっています。
来年も是非咲きます様・・・ 
     
  平成28年 10月30日   いとこ食事会
  先日、主人のいとこ会に同席しました。ほぼ全員が出席され賑やかに楽しい時を
過ごさせて頂きました。藤沢と横浜から来られた御二人の他は皆さん三多摩近辺に
お住まいで、その気は有っても日々の生活に追われ、中々お会いする機会がなく 
今日に至っての食事会、発起人の方幹事さん良き一日を、ありがとうございました。
又、主人の句集「一石」の出版記念も盛大にしていただき感謝しております。 
     ツルウメモドキ


テーブルの上に飾って
ありました。
お聞きすると、青森の八戸から毎年送って
もらっているとか。

写真を撮っていると
よろしかったらどうぞと
立派な一枝を頂きました。ラッキー

    全員で15名の出席
となりました。
皆様それぞれ大病を
患ったり、身体に疾患
を抱えてのご参加でしたが、又の再会を約束して、お開きとなりました。
皆様どうか御身体ご自愛くださいますよう・・・
そして又お元気でお会い出来ます事楽しみに致しております。


    石川のぶよし
  第一句集「一石」
 

平成28年8月に出版
平成8年からの約20年間に詠まれた俳句より
328句を収録
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