まりと殿様
      てんてんてんまり てんてまり てんてんてまりの手がそれて
      どこからどこまでとんでった 垣根をこえて屋根こえて
      おもての通りへとんでった とんでった

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   都心が満開を迎えているとの情報を聞き、ちょっと穴場のお花見コースをと思い立ちました。
東京に残る深山幽谷
《小石川後楽園》は、水戸黄門ゆかりの名園として特別史跡・特別名勝に指定されています。江戸初期、寛永6年(1629年)、水戸徳川家の祖である頼房が造り、二代藩主の光圀の代に完成した庭園。光圀は中国の風物を取り入れ、中国趣味豊かな庭園とし、後楽園の名は中国の《岳陽楼記》の
「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名付けられたと資料に載っています。
来る途中に日中友好会館と云う建物がありましたが、何か関係しているのかもしれません!
後楽園球場(東京ドーム)の隣にあるから付いた名と単純に思っていたのが、庭園が先で、球場、遊園地、地下鉄の駅等、全てが、江戸時代からの庭園を文化財庭園として今日まで守りながら発展してきたと改めて知りました
 





                     
     
          
   
    枝垂桜

推定樹齢約60年。
まだまだ大きくなる事でしょう
 
   
    自然を生かした庭園らしく、剪定して形を造った樹は殆んどなく、自然に延びた、ひと枝にも風情 があります。
  桜のトンネルと云いたい処ですが、暖簾でしょうか 
    伸び伸びと成長した枝の先々までが花一杯です。
              東京の深山幽谷
赤く見えている通天橋が映えています。 
  自然のまゝに成長した事を物語るような姿です。
            通天橋 

純日本の美と云いたい所ですが、中国文化を取り入れたんだそうです。
  大泉水(池)

この庭園の中心となる景観。
琵琶湖を見たてて造られた池です。昔は舟遊び等、風流な遊びをしたようです。
              キブシ 
             円月橋
池を離れると山の中に迷い込んだような場所に橋があります。
明の儒学者、朱舜水(しゅしゅんすい)の設計で
中国の風物を取り入れたと資料に書かれています。 

  入口からここ迄歩いてきた所が見渡せます。 
時々遠くで歓声?が聞こえるのは遊園地からでしょうか??
ジェットコースターには暫らく乗っていませんがシニアでも乗る人はいるんでしょうか?
ちょっと乗ってみたいような気分です(笑)
              イカリソウ(黄)

小さな群生地がありました。予想外のおまけです

 
  中央にそびえる43階建の東京ドームホテル。
その左の白く見えるのは
東京ドームの屋根です。
  わび・さびの世界に桜が色を添えて・・・
  のどかなひと時。
穴場と思いましたが、かなりの人々が同じ思いだったようです。 
  静かなただずまい。
人が、一瞬とぎれて・・・
    得仁堂(とくじんどう)
 
           シャガ
              シャクナゲ
  大泉水(だいせんすい)と云う池の後方にある内庭から出入り口方面を撮りました、
    約2時間の散策、満喫しました。
スタート地点が見えています。 
  八重枝垂桜 

心地よい風が枝を揺らせて、出口に誘導してくれました

             
           出入り口の葵の御紋

「この紋所、目に入りました!」 
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